裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒント、読んだ本を中心に発信していきます

裏の高速大量回転的2017おすすめ本10選

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高速大量回転法実践家のデビっちんです。

 

今回は本のご紹介です。

2016年版に続いて、2017年中に読んだ本の中から、KTK(高速大量回転)法に役立つかもしれない本を勝手にお伝えします。

尚、昨年版同様、宇都出さんの本以外のご紹介になります。

 

2016年中読んだ本からのおすすはこちら!

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気づき系

 

ちいさい言語学習者とは、母国語を覚えようとしている子どもです。

子どもは大人からの働きかけを一方的に覚え込むのではなく、すでに頭の中に格納済みの知識に推論や試行錯誤、柔軟な微調整を行っていることがわかります。子どもの柔軟な発想を言語学的に解説してもらうことで、当たり前になりすぎた日常生活では気づけない、日本語の特殊さ、面白さを再発見できることと思います。

 

客観的な情報も受けて次第でその意味は無数に解釈できます。

もっと具体的に言うと、受けとる器官によっても異なる意味として解釈できるということです。これを読書で考えると、同じ言葉を読んでも、視読と音読、さらには紙質が変わっても異なる意味を受け取っていると言えます。再読したときに違った意味を受け取れるのは、記憶の変化だけでなく、身体感覚の変化も影響しているのかもしれません。KTK(高速大量回転)法で言う、ストック変化の参考にどうぞ。

 

お茶と読書がどう関係するの?

お茶という作法の継続体験から見えてきたのは、頭でわかるではなく、身体を中心とした五感で感じる気づきを得られることです。同じことを何度もくり返すと、ある時そのくり返しの外側にある言いたいことを受け取れるように感じることができました。

気づきの力、感じる力が高まることは、センス・オブ・ワンダーの感度が高まるとこに通じます。

 

記憶、問いの質を高める系

本書を読んで、それでも身体を動かさないという選択をする人はいないのではないかと思います。人類進化の過程で、運動することが脳を発達させてきたことがプログラムされていると記載がありましたよ。一般的には、運動するのは体の健康のためと考えられていますが、脳を育てよい状態に保つことが第一の目的であると著者は断言していました。運動することで、認知能力が高まるだけでなく、鬱や依存など各種の不安障害は改善され、心身の健康を取り戻すことができるとの記載がありました。

KTK(高速大量回転)法を習得するためには、本をくり返し読むだけでなく、体も動かしましょう。

 

「わかる」という感覚は、部分間の関連がつくと生じます。しかし、その感覚は1つの文脈による解釈で、「わかったつもり」の状態なのです。その状態はそこから先の探索活動を妨害してしまいますから、言葉と言葉をつなげる背景や情報を意図的にズラし、別の視座から見るようにすると良いようです。

大量にくり返し読んでも理解が進んでいる気がしない人は、一度読んでみてはいかがでしょうか。どういう問いかけが効果的か、得るものがあるはずです。

 

スキル取得支援系 

もしもKTK(高速大量回転)法の習得中に自信がなくなったら、それをスキル取得のチャンスとしてしまいましょう。

自信があれば何でもできるというポジティブ思考幻想を壊してくれる内容です。

自信があるから成功したのではなく、成功したから自信がついたのです。自信は実力にはつながりません。自信があると、現状に満足し成長のための努力を怠ってしまいます。逆に自信がない人は、現状を正確に把握し、弱点を克服するために努力し実力がつきます。 

 

自信がある人は、その自信を糧にKTK(高速大量回転)法の取得に励んでください。

読むと逆効果かもです。

 

以下で紹介した理論を詳しく学びたい人用の本です。

演繹法と帰納法という問題解決に必要な知的創造方法について、著者自らの理論構築の体験を交えながら解説してくれています。

 

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デビっちん的マニアックな本

電車の待ち時間や隙間時間にも回転させるが高速大量回転法ですが、やっぱり椅子に座って回転する時間も多いと思います。

椅子を変えるだけでも入ってくるものは大きく変わります。 

人工工学に基づいて計算された高機能な椅子が必ずしも良い椅子というわけではありません。もしそうであれば、椅子の種類がこんなにもたくさんあるはずはありませんから。同じ科学をベースに設計しても、身体観に拠って好みも、必要とする機能も異なります。身体という視点から、欧州では立わ姿勢を基準に拠って導かれた椅子に対し、日本人が発展させたのは坐る技術であり、坐る文化ということが解説されていました。

  

アレクサンダー・テクニークは、身体調整の方法論ですが、KTK(高速大量回転)法取得にも役立つかもしれません。

身体の痛みに対して、あの人がアレがいいよとか、この人がコレがいいよと言ったって、一人ひとり身体は違います。従って、もともと「正しい」姿勢などありはしないのですから、大切なのは自分のプロセスを改善することです。

姿勢=読書法と読み替えてみると、、、

 

実は、身体と読書って実は近い存在なんじゃないかと思っています。

自分のプロセスを改善するための観察眼と、その方法を見つけてみてください。

 

KTK(高速大量回転)法はランチェスターの法則を応用した読書法でもあったのです。

こちらを読めば、KTK(高速大量回転)法がいかに弱者のための強力な読み方であるかがわかります。

こちらも参考にしてください。

 

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おわりに

2016年版からすると、だいぶマニアックな本になったなーと感じています。

普段の自分では決して読まない本をKTK(高速大量回転)法の実践練習として読んでみるのも面白いかもしれません。 

そんな中に思わぬ発見があったりするんですから。

 

 

それでは今回はこのへんで。 

デビっちんでした♪