高速大量回転法実践家のデビっちんです。
KTK(高速大量回転)法とは、ざっくり止まらずに飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読むことで理解も記憶も進む読み方です。
従来のゆっくりじっくり読めば理解できるという読書とは真逆とも言えますので、今までのやり方から180度反対のやり方にシフトするのは大変です。
ぼくは無我夢中でKTK(高速大量回転)法を学んでいたので、いつの間にか読み方がシフトしていましたが、その転換には苦労した記憶があります。
同じような苦労をし、報われない時間を過ごして欲しくないので、この真逆とも言える読み方の転換をするためには、行動の比率を徐々に変えていくことをオススメします。
今までと違ったスキルを習得する過程で気づいたことで、振り返って考えると、KTK(高速大量回転)法もこうやって学べたらよかったなと感じています。
やり方を転換するプロセス
読み方というと抽象的なので、より具体的に考えるために、僕がパソコン操作におけるショートカットキーを習得したプロセスをお話します。
ぼくは今仕事中にマウスをほとんど使いません。
そうですね、全体のパソコン操作の割合からしたら、20%以下くらいです。マウスとキーボードを往復する時間がないので、生産性が高いです。
でも、当然ですが最初からできたわけではありません。
特にショートカットキーを使い始めようとした当初は、ムキーとかなって、むしろ生産性が落ちました。
しかし、最終的にはショートカットキーの方が早いと知っています。
どうしよう?
いきなりマウスなしは難しい。
しかし、ショートカットキーを使わなければ、ショートカット操作が早くならない。
堂々巡りに陥ってしまいます。
そこで、僕が考えたのは、ある一定の時間を決めて、その時間はショートカットを中心に仕事する、ということです。
行動の比率を徐々に変える
- ショートカットキー < マウス
- ショートカットキー = マウス
- ショートカットキー > マウス
と、徐々にショートカットを中心にする比率を高めていくことにしました。
少しづつを継続していったら、2ヶ月後にはねずみさん(←マウスのことです)にお世話になることは劇的に少なくなりました。
この行動の比率を徐々に変えていくことを活用して、ショートカットと同様に日本語の最速入力と言われている親指シフトもマスターしました。
親指シフトについて記事を書いています。
ショートカット、親指シフト、この2つのスキルをマスターしたことを考えると、この比率を変えていくという学び方はKTK(高速大量回転)法にも有効です。
- KTK法的読み方 < 従来の読み方
- KTK法的読み方 = 従来の読み方
- KTK法的読み方 > 従来の読み方
という段階を経て、KTK(高速大量回転)法をマスターしましょう。
それに、KTK(高速大量回転)法を習得したからと言って、KTK法だけで読むわけでもないですから。
実際、僕もじっくりゆっくり読むことはありますよ。
KTK法の方が比率が多いだけです。
KTK法は絶対なものではなく、選択肢の自由度を上げるツールなのですから。
是非、行動の比率を徐々に変えていくことを意識してみてください。
具体的な比率の変え方は、こちらの記事を参考にしてください。
それでは今回はこのへんで。
でびっちんでした♪