高速大量回転法実践家のデビっちんです。
突然ですが、中小企業のバイブル的存在となっている本があります。
この本は中小企業の経営向けの本でして、弱者の経営は営業エリアを絞って、その中でトップを目指せということが解説されています。
絞った範囲を何度もくり返し読むことで、理解や記憶を進めていく読み方は、弱者の経営とそっくりです。
つまり、高速大量回転法は、弱者のための読み方だったのです。
今回、KTK法とランチェスターの法則との共通点を解説していきます。
まず最初にシンプルかつ強力なランチェスターの法則を確認し、その後でKTK(高速大量回転)法との共通点を解説していきます。
弱者は弱者の戦い方を徹底し、連戦連勝することで強者になっていきましょう。
どんな強者であっても、最初は弱者からのスタートなのですから。
ランチェスターの法則
ランチェスターの法則には、第一法則と第二法則という2つの法則があります。
最初に、ランチェスターの法則って何?という人のために、2つの原則からご紹介します。
第一法則
ランチェスターの第一法則は、原始的な戦いで当てはまる戦闘力の法則です。
具体的には、以下の場面での戦闘力を表します。
- 局地戦
- 一騎打ち
- 接近戦
勝っても負けても、同じ人数が犠牲となります。
第ニ法則
ランチェスターの第ニ法則は、近代的な戦いで当てはまる戦闘力の法則です。
具体的には、以下の場面での戦闘力を表します。
- 広域戦
- 確率戦
- 遠隔戦
勝った方の犠牲は、原始的な戦いに比べて少なくなります。
ランチェスター法則の結論
この法則の結論だけを引用すると、
「兵力が少ない劣勢軍」の場合、ランチェスターの第一法則を応用し、
①射程距離が短い一騎打ち戦的な兵器を選び
②戦うときは的に近づいて一騎打ち戦をする
③そのためには接近戦や一騎打ち戦がしやすいよう、身を隠しやすい戦場を選ぶ
となっています。
この文章だとなんだか少しイメージしずらいですよね(><;
ざっくり言うと、
兵力が潤沢であれば、遠距離戦をしかけることで被害を最小限に抑えることができる。
反対に、兵力が乏しいのであれば接近戦をしかけることで勝機を見出すことができる。
という感じです。
ランチェスターの法則とKTK法の共通点
ランチェスターの法則がなんとなくわかったということにして、この法則とKTK(高速大量回転)法がどう共通しているかを見ていきましょう。
ランチェスターの法則の結論部分をもう一度引用します。
「兵力が少ない劣勢軍」の場合、ランチェスターの第一法則を応用し、
①射程距離が短い一騎打ち戦的な兵器を選び
②戦うときは的に近づいて一騎打ち戦をする
③そのためには接近戦や一騎打ち戦がしやすいよう、身を隠しやすい戦場を選ぶ
言葉を分解してみると、KTK(高速大量回転)法に重なる部分が見えてきます。
兵力が少ない劣勢軍
⇓
ストックが少ない劣状態
一騎打ち戦
⇓
読めることろだけ読む
接近戦や一騎打ち戦がしやすい戦場
⇓
範囲を絞ったエリア
読書に例えてみると、頭がものすごく良くてストックがたくさんある強者である天才だったら一度読めばすべて頭に入るのかもしれません。
しかし、そうではない僕を含めた一般ピーポーな弱者は、範囲を絞って何度も回転させるほうが結果として成功確率が高いのです。
なぜなら、ランチェスターの第一法則によれば、弱者は局地戦で戦うことで勝機を見いだすことができると記載され、実際に多くの中小企業がその成果を出しているからです。
将来の自由度を高めるためにKTK法を学ぶ
ということはですよ、KTK(高速大量回転)法を実践し、そのマインドがデフォルトになれば将来独立したり起業した際にも成功確率が高まる、と言えると思うんですよね。
人生100年時代とも言われていますし、一生働く必要があるのならば、選択肢は多い方が絶対よいです。
資格試験合格のため、1つの読書スキルの取得というだけで、KTK(高速大量回転)法を身につけるのはもったいないです。
ここまで視野に入れて学べば、習得確率も少し高まるのかなーと^^
取得できなくても、そのマインドを知るだけで選択肢が増えますしね。
弱者のための勝負のやり方が解説されているのは、こちらの本です。
同じ著者の本でこちらもおすすめです。
それでは今回はこのへんで。
デビっちんでした♪