高速大量回転法の実践家デビっちんです。
ラグビーW杯で日本代表の活躍が注目され、初めてラグビーのルールを学んだ人も多いのではないでしょうか?
今から10年以上前の大学生のときに初めてラグビー観戦をすることになって、その時ルールを学んでいたんですが、今回ラグビーのルールを改めて学んでみるとKTK(高速大量回転)法の考え方と似ている点が多いことに気づきました。
今回、ラグビーのルールとKTK法の考え方の共通点をお伝えします。
ラグビーに興味ない人は響かないと思います。
逆に考えれば、少しでもラグビー知っている人は、KTK(高速大量回転)法の考え方が身につきやすいかもです!
KTK(高速大量回転)法を知らない人は、以下のリンクをどうぞ。
https://www.utsude.com/methodology/sokudoku
ラグビーとKTK法の共通点
何度も何度もアタックしては相手に潰されますが、それでも何回、何十回、何百回に1回は、味方と一緒にカタマリとなって力技で相手を押しきったり、時には素早い横展開で相手タックルをかいくぐり、トライが決まったときは歓声と興奮が入り混じり、得も言われぬ感じになります^_^
この何度も何度も潰されつつも、タンタンと攻撃し続けることでトライが決まるというのが、くり返し・くり返し読むことで、あるとき確率的に理解や記憶が進むKTK(高速大量回転)法に似ているんですよね。
具体的には、くり返しを大量にすることで力技で記憶できることもあるし、問いを立てたり、文章の位置関係を利用したりと、角度やスピードを変えたくり返しによって記憶できたりすることなんかが似ています。
実際、ラグビーの基本的なルールをKTK(高速大量回転)法に当てはめてみると共通点が見つかります。
それではラグビーの反則事項を見ていきましょう^_^
ラグビーの基本的な反則事項
ラグビーにはたくさんのルールがありますが、ここでは攻撃側の簡単なルールのみ扱います。
スローフォワード
自分よりも前方にボールを投げてはいけない。
ノックオン
自分より前方にボールを落としてはいけない。
ノットリリースザボール
タックルされたときにボールを離さなければならない 。
コラプシング
モールやラックが形成された状態で、故意にモールやラックを潰すこと。
テレビ放映でテロップが表示されたり簡単な解説がされたりしているから、言葉になじんでいる人が多いのではないでしょうか?
ラグビーの基本的なルールをKTK(高速大量回転)法に当てはめてみる
ラグビーの攻撃側を読者、守備側をテキスト・著者と考え、上で紹介したルールをKTK(高速大量回転)法に当てはめて考えていきます。
思い出すことが絶対的なルール
スローフォワードは、自分よりも前方にボールを投げてはいけないことでした。
ノックオンは、自分より前方にボールを落としてはいけないことです。
共通するのは、前方にボールを送ってはいけないということです。
実際のゲームでは、真横または後ろにのみパスをしつつ、何度もアタックしつつ前に進んでトライを狙います。
これをKTK(高速大量回転)法の理論に当てはめると、後ろにのみパスが許される、と考えます。
つまり、思い出すことのみ許されます。
思い出すことをしつつ、スピードを変え、角度を変え(問いに変える)、何度も何度もアタックする(読む)ことで、たまにトライ(理解や記憶が進む)できるのです。
実際のラグビーでは前に蹴り出すことはルール違反とはなりませんが、高い身体能力や技術がないと成功確率が低いので、まずは泥臭く基本から行きましょう。
思い出すは、絶対的なルールなので必須要素です!
飛ばし読みしてワーキングメモリを開放する
ノットリリースザボールは、タックルされたときにボールを離さなければならないことでした 。
言葉を変えると、タックルされたときは、すぐにボールを味方にわたして次の攻撃に入る必要があります。
ここで、以下の関係性を考えてみましょう。
タックルされたとき=読んでてウッとなったとき
【ラグビーの試合】
タックルされたときは、ボールを離さなければなりません。
さっさとボールを離して、後ろにパスして次の攻撃に勝機を見出しましょう。
【KTK法の実践】
読んでてウッとなったとは、がんばらずに一度読み飛ばしましょう。
さっさと飛ばして、思い出すをしつつ次の回転で確率的な理解・記憶に期待しましょう。
ウッとなってがんばって読んでも、報われない時間が過ぎるだけです。
ラグビーで言えば、ルール違反で相手ボールです。
KTK法で考えると、テキスト・著者のターンです。変化をコントロールできるのは自分が攻撃側のときだけです。
ウッとなったら、さっさと読み飛ばしてワーキングメモリを開放しましょう。
カタマリを壊さない
コラプシングは、モールやラックが形成された状態で、故意にモールやラックを潰すこと、でした。
固まりがある状態で、故意に分解して意味を取りにくくしてはいけない
って読み替えてみましょう。
例えば、宇都出先生がよく用いるラーメンの例です。
しょうゆラーメン
し・ょ・う・ゆ・ラ・ー・メ・ン
文章の中に、スクラムやモールの形があるとイメージして読むと、変に分解しなくなって楽に速く読めるようになります。
ラグビーにはオフサイドとか他にもルールがあるので、KTK法に当てはめて考えてみましょう。
ラグビー以外の自分が精通するスポーツのとの共通点を考えてみるのも効果的です!
終わりに
ラグビーW杯、日本代表の奮闘から気づきを得てKTK(高速大量回転)法との共通点を考察しました。
KTK(高速大量回転)法を実践して、何回回転しても進んだ気がしない、成長している感覚がない人も諦めずにアタックをくり返してください。
ラグビーは中々点が入らないのが面白いんです。
一方的な試合展開は見ていてそんなに面白くないです。
相手との戦力バランスが悪いということなので。
そういう相手とはたまに自信をつけるためにやっても良いかなーという程度にして、自分の力量と拮抗している相手と勝負する方が得るものが多いはずです。
個人的には見ていて気持ちいいのは、オールブラックスのようなオフロードパス連発です。
タックルされつつも倒れる前にパスをつないでトライが決まるのが美しく、強いです^_^
KTK(高速大量回転)法でも、思い出すをしつつ次の回転、次の回転につなげると、宇都出先生のような流暢で質の高い読み方になるのかなーと。
そこを目指して、そこに導けるようにKTK(高速大量回転)法を続けていこうと思います。
それでは今回はこのへんで。
デビっちんでした♪