裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒント、読んだ本を中心に発信していきます

『合格る思考』の応用!自分マッピング【高速大量回転法】

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高速大量回転法実践家のデビっちんです。
  
ざっくり止まらずに飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読むことで理解も記憶も進むKTK(高速大量回転)法ですが、その理論や技術だけ追い求めても習得は難しく、マインドの変化が不可欠です。
そのことに気づき、KTK法の生みの親で宇都出先生が理論・技術の次に著したのがこちらの本です。
 
今回は、『合格(ウカ)る思考』の内容を応用した使い方を紹介します。
といっても、劇的な裏技じゃなくてちょっとした工夫です。
 

7つの思考の確認『合格る思考』

念のための確認ですが、7つの思考を復習してみましょう。
[1]  加点思考(↔ 減点思考)
[2]  具体思考(↔ 一般思考)
[3]  全体思考(↔ 部分思考)
[4]  確率思考(↔ 個別思考)
[5]  仕組思考(↔ 努力思考)
[6]  質問思考(↔ 解答思考)
[7]  行動思考(↔ 計画思考)
 
7つの思考を知って、自身が足りない思考の行動を増やすことはもちろん大事です。
ただ、できている、できていない、という0か100かの2軸だけだともったいないと感じています。
  
できているという人は、どの程度できているのでしょうか?
一方で、できていないという人は、どの程度できていないのでしょうか?
 

細分化して考える

もう少し細分化して考えてみましょう。

今回の7つの思考を例にすると、相対的にどちらにウェイトを置きがちなのか、ご自身を客観視して考えます。

 

もっと簡単に言うと、

 
普段の自分がどちらの思考を選択しがちかマップにしてみましょう

 

ってことです。

 

客観視については、こちらの記事が参考になります。

www.kousokutairyoinfo.com

 

思考を客観視する

それでは、テンプレートです。
グレードのつけ方は何でも良いんですが、最初は大きく大雑把が良いですよ。
今回は、5段階でやってみてください。(別に10段階でも3段階でもいいですよ。)
 
     
[1]  加点  ←――――|――――→  減点
[2]  具体  ←――――|――――→  一般
[3]  全体  ←――――|――――→  部分
[4]  確率  ←――――|――――→  個別
[5]  仕組  ←――――|――――→  努力
[6]  質問  ←――――|――――→  解答
[7]  行動  ←――――|――――→  計画
 
 
念のために記載しますが、理想像ではなく、今の自分の状態をマッピングしてくださいね。
そして、面倒臭がらずにやりましょう(笑)
 
 
制限時間は、140秒 (1問 20秒 x 7つ)
 
時間かけたってわからないものはわかりません。
よくわからなかったら、直感でいいです。
直感って、だいたい正しいですよね?
 
 
 
できましたか?というか、やりました?
 
無意識に、自分の癖として、どちらを選択しがちなのかを図示しておくと、何をやればいいかが明確になります。
 
ここから期日と目標を決めて、ある時期を定点にご自身の思考(行動)様式を図示しておくと、PDCAが回りやすくなります。
これを2週間後なり、1ヶ月後なり3ヶ月後等々、定期的に振り返ってみましょう。
 

KTK(高速大量回転)法実践前のデビっちんの思考マップ

ちなみに、僕がKTK法を学ぶ前は、こんな感じな気がします。
 
[1]  加点  ←――――|―◯――→  減点
[2]  具体  ←――◯―|――――→  一般
[3]  全体  ←――――|―――◯→  部分
[4]  確率  ←――――|――◯―→  個別
[5]  仕組  ←――――|―◯――→  努力
[6]  質問  ←――――|――◯―→  解答
[7]  行動  ←―◯――|――――→  計画
 
 

理想的な思考マップ(仮説) 

[1]  加点  ←――――◯――――→  減点
[2]  具体  ←――――◯――――→  一般
[3]  全体  ←――――◯――――→  部分
[4]  確率  ←――――◯――――→  個別
[5]  仕組  ←――――◯――――→  努力
[6]  質問  ←――――◯――――→  解答
[7]  行動  ←――――◯――――→  計画
 
右側にも左側にも好きなだけ振れていいけど、デフォルトは真ん中にいるのが目指すべき姿です。
 
どちらの思考でも自分の意志で自在に操ることができるのが最強です。
 
 
そもそも、『合格る思考』は、KTK法で結果を残せていいない人の多くは、上で言うところの右側の部分に偏りが多いのでは?という仮説から始まっています。
 
であるならば、意図的に反対に位置する思考を取り入れてみるのが解決策の1つになるのであろうという内容です。
 
上の図でいうところの左側をまずは目指しすのがKTK法のマスターの近道です。
 
が、しかし、最後は真ん中に戻ってくることを意識しましょう。
 
この両極端に振れても、最後は中心に戻ってくるという考え方がデフォルトになると、KTK(高速大量大量回転)法の理論と技術が身につきやすいと考えます。
 
 
具体例で説明しますね。
 
KTK法をマスターしようと思ったら、欠かせない、「部分と全体の往復」という概念があります。
 
これは、まさに両方の思考を使っていますよね。
 
部分だけを読むわけではなく、かといって全体だけを捉えるわけでもなく、その両方を何度も往復します。
 
さらに別の例で言えば、「計画は立てるな!」という表現もあります。
 
この言葉だけを見ると誤解しがちなのですが、これって計画をまったく立てるなと言っているわけではありませんから。
 
言葉や語句だけを見る飛ばし読みをしているとそう考えがちになりますので注意が必要です。
 
最初の数回転で得た知識は仮説というくらいの認識にしておきましょう。何度もくり返し回転しつつ範囲を広げることで、
 
仮説を修正し著者の言いたいことに近づけていくのです。
 
 
ちょっと脱線したので、話を戻しますね……。
 
「計画は立てるな!」という表現でした。
 
1日の中で◯◯時から△△時までは何をやるというような詳細な計画を立てる必要はないって言っているんですよ。
 
というのは、詳細綿密な計画を立てたって、スケジュール通り進むことなんてほぼ100%ありませんから。
 
そんな細かい計画を立てるくらいだったら、その分回転させて勉教しましょうよって言っているです。
 
やみくもに行動して試験日の1週間前になって、試験範囲の1/4も終わってませんとなったら大変ですよね?
 
目標達成のために、行動の歩留まりを上げる。
 
それがKTK法ですから。
 

合格(ウカ)る思考、まだ読んでいない人は是非読みましょう。

 

読んだことがある人は、再読しましょう!

 
KTK(高速大量回転)法の考え方のベースですから。
 
 
 
それでは、今回はこのへんで。  
デビっちんでした♪