高速大量回転法の実践家デビっちんです。
ざっくり止まらずに飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読むことで理解も記憶も進むという革命的な本の読み方で、KTK(高速大量回転)法という読書法があります。
飛ばし読みをしていい理由を知って、読んで納得もしたけれど、いざ実践となると変な感覚に不安や自身をなくしてはいませんか?
その状態になってしまうのは、あなたのやり方や理解の仕方が悪いのではなく、今読んでいる本に原因があるのかもしれません。
今回、KTK(高速大量回転)法を実践しやすい本を紹介しますので、興味があればチェックしてみてください!
飛ばし読みをしていい理由
ざっくり止まらずに飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読むことで理解も記憶も進むKTK(高速大量回転)法ですが、飛ばし読みをしていい理由は、こちらの記事で解説しています。
飛ばし読みをしていい理由にまずは納得してくだい!
飛ばし読みを前提に記載された本【論理が伝わる 世界標準の「書く技術」】
飛ばし読みが前提となっている理由
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」
飛ばし読みが前提となる理由は、前書き部分で著者自ら「飛ばし読みしていい前提」だよと記載があるからです。
●この本の読み方
本書は、本書で説明している書き方で書かれています。そのため、本書は簡単に飛ばし読みできます。
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中略
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そこで、本書を読むにあたっては、各階層の先頭にある総論のパラグラフを読んで、詳しく知る必要がないと判断したら、その階層ごと飛ばしてください。
出典:論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 P.6
KTK(高速大量回転)法の学習の初期は、飛ばし読みに適した本でその感覚を養うことが大切です。
なぜなら、義務教育で習う本文の最初から読む従来の読み方とは真逆とも言える読み方なので、理論的にいくら納得しても体験的には居心地の悪い感じになるからです。
自分の好きな本で実践することはもちろん可能ですが、その場合には、本当に著者がいいたいことを捉えられているのか?という問題が生じてしまいます。
本を最初から読む従来の読書でさえ著者の言いたいことが捉えられているのかという状態で、飛ばし読みをするととても不安になりますよね。。。
飛ばし読み前提の本であれば、その答え合わせは簡単にできます!
飛ばし読み体験できる以外にも、人に伝えやすくなるために効果的
そもそも人に情報を伝えやすくするにはどういう書き方をすればいいか、を解説した本です。
なので、KTK(高速大量回転)法を訓練しつつ、どういう書き方をすれば人に自分の考えを伝えることができるか学ぶことができてお得です。
また、この本にも飛ばし読みしていい理由が、宇都出先生とは違った切り口で記載されています。
KTK(高速大量回転)法の練習がてら、その理由探してみるのも楽しみになると思います!
KTK(高速大量回転)法の実践初期は、実践に適した本で練習する
KTK(高速大量回転)法が上手く実践できないと感じていたら、それはあなたのやり方が悪いのではなく、対象としていた本が悪いという可能性もあります。
というのは、著者がわかってくれる人だけわかってくれればいいよ、とか、オレ(ワタシ)が書きたいように書くから文句言わないでね、というスタンスなのかもしれませんから。
また、現在は自費出版等で、伝わりやすい文章にする專門家である編集者を通さずに流通している本も多いのですから。
一方で、KTK(高速大量回転)法を学習済みで感のスルドイ人は、ここで疑問に思うかもしれません。
えっ?KTK(高速大量回転)法は、読み手と書き手のギャップを埋めるために、自分でわかりやすいように編集しながら読んでいくものではないの?
とすれば、本が良い悪いは関係なく、自分のやり方や理解の仕方が間違っているだけなんじゃないの?と不安になるかもしれません。
もちろんそうなんですが、最初からそうできる人はそうすれば良いのです。
学習の始めはハードルを下げて成功体験を増やしましょう。
いきなり理想的な読み方をするために頑張るのではなく、今回ご紹介したような適した本で感覚をつかんでから、難しい本や、あなたが本当に読みたい本でも実践してみてください。
まとめ
- 従来の読書方法からKTK(高速大量回転)法へシフトする場合は、飛ばし読みを前提にして書かれている本で感覚をつかんでみるのがオススメです。
- その理由は、学習の始めはなるべくハードルを下げて小さな成功体験を積み重ねることを意識するのが重要だからです。
KTK(高速大量回転)法を実践しやすいだけでなく、人に自分の考えを伝えることができるようになります。
もともとはこちらがテーマの本ですw
それでは今回はこのへんで。
デビっちんでした♪