裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒント、読んだ本を中心に発信していきます

高速大量回転法とは? 概要と具体的なやり方の手順|実践時に意識しておきたい3つのことを解説

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KTK(高速大量回転)法は、トレスペクト教育研究所代表の宇都出雅巳先生によって考案された学習方法です。KTK(高速大量回転)法は、本をわからないところで止まらずに、何度もくり返して読むことで、本から知識を効率的に取り入れることができるようにする本の読み方です。

 

KTK(高速大量回転)法実践家のデビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら 

デビっちん - 読書メーター

KTK法で、通関士試験、日商簿記2級に合格できました。 

 

今回、KTK(高速大量回転)法の読み方の手順と実践時に意識しておきたい3つのことを説明していきます。

 

興味があれば是非チェックして実践してみてください!

 

  

KTK(高速大量回転)法とは?

大量のくり返しによる「ストック」を活用した効率的な学習法

高速大量回転法って、どんな方法なの?

 

大枠からとらえ、わからないところで止まらずに読みながら(飛ばし読みしながら)、くり返し読む中で、だんだんと深く、細かく理解していく読み方です。

 

わからないところで止まらずに、くり返し本を読むようにすると、

止まらないから速く読める=高速

同じ時間で何度もくり返し読める=大量回転

となります。

 

本を読むと、その情報が知識や経験として記憶に残ります。

宇都出先生はこれらを総称して「ストック」と呼んでいます。

 

「ストック」

知識・情報・経験などのこと

 

この「ストック」が、新たに本から得た情報と結びつくとき理解の進みや記憶を定着させる手助けとなります。

 

要するに、KTK(高速大量回転)法とは、「ストック」の力により、効率的に本を読んでいくための方法です。

 

本を読むのが速い人や多読家の人は、この「ストック」が膨大にあるために本を速く読むことができるのです。決して、目の動きが速いから、頭の回転が速いから速く読めるわけではないのです。

 

実際に、野球に興味がある人は野球の本を読むのが速いですし、サッカーに興味がある人はサッカーの本を読むのが速いですよね。知っていることは速く読めるし理解できるのです。

 

逆に、自分の興味がない分野の本を読むときは遅くなりますし、そもそも読む気にさえならくなった経験は誰しも一度はあると思います。 

 

「ストック」を効率的に蓄えるためには、全体像をとらえ、その文脈を活用していくのが効果的です。そのメカニズムを具体的に見ていきましょう。

 

全体の文脈を最大限活用することで、物事の理解が進むプロセスが加速する

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自分がすでに知っている情報と新しい知識が結びついたとき、物事の理解が進みます。

 

自分が持っている膨大な「ストック」の中から新たな情報や知識に関連する「ストック」をピックアップして用意するために、目次や見出し、太字から読み、細かい部分の理解は後回しにして全体の文脈をとらえることを優先します。

 

つまり、全体像の把握や見出しや太字から読むことで本に馴染み、その文脈を活用することで、だんだんと深く、細かい部分の理解を進めていきます。

 

それでは、もう少し具体的にKTK(高速大量回転)法 の読み方を見ていきましょう。

 

KTK(高速大量回転)法の具体的な読み方

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KTK(高速大量回転)法は文章を初めから順番に読んでいくのではなく、イメージ図のように、目次、まえがき/あとがき、見出し・太字、本文の順に読んでいきます。

 

全体の大枠をとらえ、その文脈を利用しつつ、だんだんと深く、細かく理解していく読み方だからです。

 

わからないところで止まらずに「また読むから」という考えでくり返し読むので、途中で挫折することがなくなり、結果的に気楽に速く読むことができます。

 

それでは目次の読み方から具体的に見ていきましょう。

 

目次を回転させる

目次を読み込むという行為は、高速大量回転法を成功させる大切なステップです。

 

なぜなら、目次には、その本の見出しがまとめて書かれているため、本の全体構造を把握するのに大変役立つ材料だからです。

 

目次=本の「地図」です。

 

まずは目次を5回転、10回転させ本の全体構造をつかみましょう。

 

目次だけであれば文字量もページ数も少なく、文章量に圧倒されることもありません。

 

一方で、集約された情報は抽象的で何を言っているかよくわからないことも多いです。

 

なので、何となくこんな感じで文章が展開していくんだなー、とか、こんなことを言いたいんだなー、といったイメージを持てればOKです。

 

以下の記事で具体的に解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

全部わかろうとしなくて大丈夫です。

どうせこの後本文を読んでいくんですから。

 

この時点で大事なのは、全体像の把握です!

 

本文を読んでいってよくわからなくなったら目次に戻って全体のどの位置づけの内容なのか確認すると理解が進みやすくなりますし、誤読する確率を減らせます。

 

また、本のカバーを外しておくとパラパラと回転しやすくなります。カバーがついているとズレとか気になり注意力が散漫になりますので。本の内容以外へのエネルギーの消費は少なくできるような仕組みにして、回転の効率を高めましょう。

 

宇都出先生は、ハードカバーの表表紙・背表紙をカッターで切り落とすことを推奨してますが、デビッちんはそこまではやってません(笑)

 

目次がない本は諦めて、まえがき/あとがきに進みましょう。

 

まえがき/あとがきを回転させる

目次を回転させて全体構造が朧気ながら把握できたら、次はまえがきとあとがきを回転させていきます。

 

まえがき/あとがきでは各章の位置づけや本全体の展開が解説されていたり、著者の想いや核心やバックグラウンドが記載されていて、背景知識を取得できます。

著者の文体に慣れ本に馴染みやすくなる側面もあるよ

 

余裕があれば、ここで再度目次の回転をしてみてください。

前よりも本全体の流れが少しくっきりしてイメージできるようになります。

 

ここまで、本の最初と最後しか読んでいませんが、なんとなく著者が伝えたいことがわかってきのではないでしょうか。次から本全体を使って読んでいく工程になります。

 

見出し・太字を回転させる

目次で本全体のイメージ、まえがき/あとがきで著者の想いや背景知識を取得できたら、次は見出しや太字を中心に回転させていきます。

 

目次で一度みている見出しが本全体の中に配置され、太字や図・表などともつながって、目次だけの回転よりも読む意欲が高まったり、本との馴染みが深まります。

 

本をパラパラめくっていく工程は、傍から見るとちょっとカッコいい!

  

いきなり本文を読んでいっても良いのですが、途中でよくわからないところが出てきたりすると頭がいっぱいに感じて読む気がなくなったり、たとえ読めても理解するまでに時間がかかります。

 

例えば、ホールケーキを作る映像を思い浮かべてみてください。

スポンジケーキに生クリームを塗る工程では、一番最初に塗ったところから均一にしているわけではないです。まずは、全体にクリームを塗布して全体の厚みのバランスを考えながら塗っていくのが効率的ですよね。最初のところからキレイに塗っていったら時間もかかるし、だんだんと厚みが違ってきたりしてイヤになってしまいます。

 

下記記事では、ジグソーパズルやデッサンに例えて、KTK(高速大量回転)法の読み方を解説しています。

 

www.kousokutairyoinfo.com

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本文を読んでいく

目次、まえがき/あとがき、見出し・太字を回転して、本を読む前よりは「ストック」が増え、最低限の準備はOKです。

 

待ちにまった、本文を読んでいきましょう。

最初から読んでも良いですし、気になったところから読んでみてもOKです。

 

本文も素早く、流すように読んでいきます。

読むというよりは「目を通す」といった表現の方が適切かもしれません。

また、本文の内容をしっかりと理解しようという義務感は手放しましょう。

 

なぜなら、今理解できないのは、今回のタイミングでは「ストック」と本の情報がむすびつかなっただけだからです。どうせ本文も何回もくり返して読むのですから次回以降の回転で理解できればOKと考えましょう。

 

大事なのは、理解できないところで止まらず、なるべく速く、何度も目を通すことが大切です。

 

KTK法(高速大量回転)法
  • 高速=止まらないから速く読める
  • 大量回転=同じ時間で何度もくり返し読める

 

内容がよく分からないと感じたら、見出しや目次に戻ってみてください。「ストック」が変化して、次に読むときに理解できる可能性が高まります。

 

本文に目を通し、読みたいところを読み、わからなくなったら見出し・目次を読み、また本文に戻る、というサイクルをくり返していくのがKTK(高速大量回転)法の具体的な読み方になります。

 

KTK(高速大量回転)法実践時に意識しておきたい3つのこと 

ゆっくり・じっくり読むから理解できる「精読幻想」を手放し、飛ばし読みでも理解できることに納得する

「本は、ゆっくり・じっくり読むことで理解できるものだ」

 

ゆっくり・じっくり時間をかけて読むことで理解できた経験は誰しもあると思います。

また、ざっと飛ばし読みしたことで記憶が朧気だったり誤った理解をして失敗してしまった経験も多いことでしょう。

 

これらの体験が強烈な印象を残しているせいで、本は、ゆっくり・じっくり読むべきものだと思われているかもしれません。

 

宇都出さんは、このことを「精読幻想」と呼んでいます。

 

一方で、読んだ部分の内容がしっかり理解できたり、記憶できていなかったことを経験しているのも多いのではないでしょうか

 

精読・熟読も読書の手段の1つとして大切ですが、KTK(高速大量回転)法を実践する場合は「精読幻想」を一度手放し、マインドを書き換える必要があります。

 

飛ばし読みしても理解できる理由を下記記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com 

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ただ回転させていれば理解・記憶が進むわけではない

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目次、まえがき/あとがき、見出し・太字、本文、それらを複合して高速に(止まらずに)くり返し大量に読んでいくことのがKTK(高速大量回転)法です。

 

特別に難しい技術を必要とせずシンプルな手順なので気軽に実践できますが、ただ単にパラパラと本をめくっていても理解や記憶が進んでいる実感を得られ人が多いと聞きます。

 

それこそ100回回転したのに「何も変わったきがしない」という声を聞いたことがあるよ。

 

大事なのは、未知の知識と自身が持つ「ストック」を共鳴させることです。

 

そのために、次のプロセスを意識して回転させていきます。

 

思い出す・問いに変える・ざっくり読む

 

何を読んだのか思い出し、それってどういうこと?かと問いを立て、本文の中からその答えを見つけていくプロセスをくり返します。

 

センス・オブ・ワンダーを意識しながら、回転させていきましょう。

 

センス・オブ・ワンダー

美しいもの・未知なるもの・神秘的なものに目を見張る感性

 

「思い出す・問いに変える・ざっくり読む」3ステップのプロセスが具体的に説明されているの本はこちらです。

 

「わかったつもり」にならないために、下記記事も参考にしてみてください!

www.kousokutairyoinfo.com

 

KTK(高速大量回転)法は読み方のツールの1つ

KTK(高速大量回転)法の理論に納得して実践していくも、中々上達している実感が得られないことがあるかもしれません。

 

僕も同じで、読み初めはそうでした。

 

KTK(高速大量回転)法を実践し始めた時の体験を以下の記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

今振り返ってみると、KTK(高速大量回転)法を実践し始めの当初は、部分的に取り入れて自身の反応を観察するのが良いのかなーと思っています。

 

なぜなら、KTK(高速大量回転)法は絶対なものではなく、読書の1つのツールだからです。

 

KTK(高速大量回転)法を実践することで、忙しい現代社会で効率的に学習を進めることが可能です。

 

しかし、何十年と身体に染みついた従来の読み方から一瞬でシフトするのは大変です。

 

人によっては、やっぱり合う合わないもあると思います。

 

なので、KTK(高速大量回転)法を実践し始めの当初は、部分的に取り入れて自身の反応を観察してみてください。

 

その考え方と実践方法を以下の記事で解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

おわりに

今回の記事ではKTK(高速大量回転)法の概要と、具体的な読み方を解説しました。

 

KTK(高速大量回転)法は、本をわからないところで止まらずに、何度もくり返して読むことで、本から知識を効率的に取り入れることができるようにする本の読み方です。

 

目次、まえがき/あとがき、見出し・太字の流れで、全体から部分の順に「ストック」を蓄えてから本文を読み始めます。本文に目を通し、読みたいところを読み、わからなくなったら見出し・目次を読み、また本文に戻る、というサイクルをくり返していくのがKTK(高速大量回転)法の具体的な読み方になります。

 

また、実践時に意識しておきたい3つのこともお伝えしました。

 

KTK法実践時に意識しておきたい3つのこと
  • ゆっくり・じっくり読むから理解できる「精読幻想」を手放し、飛ばし読みでも理解できることに納得する
  • ただ回転させていれば理解・記憶が進むわけではない
  • 読み方のツールの1つ

 

まとまった時間がなくても学習できる、忙しい現代社会で役立つ1つのツールだと思いますので、興味があったら是非実践してみてください^^

 

KTK(高速大量回転)法をもっと具体的に知りたい方は、以下の書籍がおすすめです!

 

 

 

それでは今回はこのへんで!

デビっちんでした♪