裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒントを中心に発信していきます

高速大量回転法は、仮説思考でくり返し読む

hypothesis

高速大量回転法の実践家デビっちんです。

 

ざっくり止まらずに飛ばし読みしつつ、何度もくり返し読むことで理解も記憶も進むKTK(高速大量回転)法は、『ゼロ秒勉強術』の終章で仮説思考との共通点が記載されていますが、今回はそこを深掘りして具体的なプロセスを含めてお伝えしていきます。

 

 

仮説思考とは

網羅思考の反対にある仮説思考

仮説思考を知らない人は、情報は多ければ多いほどいいと考え、できるだけ多くの情報を集めてから、そのうえで検証し問題を解決していこうと考えがちです。これを網羅思考といいます。

 

網羅思考と反対にある考えが仮説思考で、ざっくり説明するとこんな感じです。

 

仮説思考とは、ただ漫然と情報を集めたり、考えたりするのではなく、限られた情報から「こうではないか」という仮りの結論(仮説)を設定し、そこから情報を収集し、仮説の検証・修正を行っていく思考法のことです。

 

仮説を立ててから取り組むことで、調査すること、考えることを大幅に絞り込めるので、効果的・効率的に問題解決を進めていくことができます。

 

仮説を修正しながら問題を解決する 

仮説が合っている場合は効率的だと思うけど、仮説が間違っている場合は大変なことにならならい?と思われるかもしれません。

 

もちろん仮説が間違っている場合は多々ありますし、もっと言うと経験が少ないうちは間違っていることの方が多いくらいです。しかし、仮説の修正は多くなるかもしれませんが、やみくもに調べたり考えたりするよりも、はるかに効率的に目的を達成することができます。

 
そのため仮説の検証・修正サイクルを意識し、このサイクルを数多く回すことが必要になります。仮説検証をくり返す中で正解を見つけていくのです。

 

実行 → 検証 → 修正のサイクルはPDCAサイクルを参考にしてみてください。

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従来のじっくり・ゆっくり読む読み方を網羅思考的読み方とすると、KTK(高速大量回転)法の読み方は仮説思考的な読み方に似ていますね。

 

仮説思考について詳しく学びたい方は、こちらの本がおすすめです。

 

 

仮説思考のコツ

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仮の結論ありきで進めていく

問題解決に対する効果的・効率的な方法である仮説思考のコツは、とにかく少ない情報で考え、結論を出してしまうことです。

 

情報は多ければ多いほど、よい意思決定ができると信じているうちは、仮説思考は身につきません。

 

たとえ仮説が間違っていたとしても、検証→修正のプロセスを行うので、情報が少なくとも一度仮説を出すことが重要です。 

 

仮説思考をKTK法に当てはめると

それでは、実際に仮説思考をKTK(高速大量回転)法に当てはめて考えてみましょう。

具体的のプロセスは、次の3つです。

 

・本文を読む前に本の内容を語る

・見出しを飛ばし読みして本の内容を語る

・本文を飛ばし読みして本の内容を語る

 

1つずつ解説していきます。 

 

KTK法のプロセス[1] 本文を読む前に本の内容を語る

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とにかく仮の結論を出す

仮説思考のポイントは、今ある情報をもとに、一度仮の結論を出してしまうことです。

 

なので、最初にやることは、本文を読み始める前に、本の内容を語ってみましょう。 

 

情報が少ないからこそ、語れる内容があります。

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具体的には、以下の項目をざっくりと数回転してから、どんな内容が本文に記載されているか物語にします。

 

・タイトル

・目次

・まえがき

・あとがき

 

まえがき、あとがきを読んで著者の想いをくみとり、目次で目についた言葉を中心にこんな内容が記載してあります、とプレゼンするようなイメージを持つとやりやすいです。

 

慣れないうちは、自分が語った内容を簡単でいいのでメモに残しておきましょう。

 

時間をかけずに、仮の結論を出す 

ここでのポイントは、時間をかけずにサッとやることです。

 

気持ち悪くても 、現時点での結論を出しましょう。本文を読んでいないんですから、合っているとか間違っているとか考えながら語るのは時間のムダです。

何度も回転していく中で修正していきます。

 

現時点で考えられるベストをメモしておきましょう。

 

回転するのに5分、語ってメモするのに10分くらいが目安です。

 

KTK法のプロセス[2] 見出しを飛ばし読みして本の内容を語る

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見出しを飛ばし読みしていく

次にやることは、プロセス1の回転に加えて、以下の項目をざっくり回転させることです。プロセス1が情報を集めだす前に一回出した結論とすると、さらに少しだけ情報を集めた段階でもう1回結論を出すのがプロセス2の工程です。

 

時間にして、5~10分ほど度回転して、10分くらいで語ってメモするくらいが目安です。

 

・大見出し

・小見出し

・本文中の太字

 

新たに加わった情報をもとに、本の内容を再度語ってみてください。

慣れないうちは、こちらも簡単でいいのでメモに残しましょう。

 

仮説があるから、ひっかかる情報がある 

プロセス1と同じ内容であれば、あなたの仮説が正しかったことが証明されたということですし、全然違う内容を語ったのであれば、それは新たな情報を得たということです。いずれにせよ、さっきよりも詳しく内容を語ることができるようになっているはずです。

 

その理由としては、仮説を立てたことで、仮説に対して関係する情報が自然と入ってきやすくなっているからです。

 

さらに余裕があれば、このプロセスをもう1度くり返してみましょう。

 

ストックが変化することで、仮説がよりブラッシュアップされることを実感してください。

 

KTK法のプロセス[3] 本文を飛ばし読みして本の内容を語る

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全体像を意識しつつ、気になるところを読んでいく

プロセス2までで大筋の内容はほとんど拾えているはずです。

 

それを軸にしつつ、本文の気になるところを読んで細かいところを拾っていきます。 全体像を押さえつつ、必要な部分のみ細部にこだわるというようなイメージです。

 

全体像を意識できているからこそ、細かい部分の理解も進みやすいですし、部分にとらわれて著者の言いたいことからハズレにくくなります。

 

情報をつけ加えて仮説をアップデートしていく

新たな情報が加わったら本の内容を再度語り、仮説を検証・修正していきます。このサイクルを素早く何度もくり返すことで、仮説の精度がだんだんと高まっていくことを実感してください。

 

今まで残したメモと比べて見ると、だんだんと本を理解できたことがわかります。

 

ここでの時間配分や読み方は自由です。

 

自分の状態にあわせて自由に調整できるのがKTK法 

もともと自分の状態にあわせて自由に難易度を調整して読むのがKTK(高速大量回転)法です。

 

おわりに

高速大量回転法を取得するためには、仮説思考で読む意識が大切であることをお伝えしました。

 

情報をできるだけ集め、そのうえで検証する網羅思考の人が、いきなり仮説思考を実践するのは難しいかもしれません。

 

限られた情報から仮説を立てることは、意思決定をすることであって、思いきりの良さが必要にりますし、最初のうちは仮説通りに行くことは少ないからです。

 

しかし、そのトレーニングかける時間は、本を速く読むということだけでなく、実際の仕事にも役立つことにつながります。

 

実際のビジネスの場面では、仕事ができる人の大半は仮説思考的に仕事をしています。 

 

実際の仕事で仮説思考のトレーニングをすると、失敗したとき痛いです。

 

思い出してもらうと、失敗(仮説がハズレる)をくり返すことで精度が高まるのが仮説思考です。

 

たくさん失敗すると精度が高まる。

一方で、失敗するとチャンスを貰える回数が少なくなる可能性がある。

 

ビジネスの世界や日常生活でたくさん失敗するよりも、本を読む中でたくさん失敗した方が失うものは少ないです。

 

KTK(高速大量回転)法の習得プロセスで仮説思考の訓練をすることで、問題解決までの時間が短くなり、仕事でも結果が出やすくなり、その延長で人生が豊かになるのは有意義な時間の使い方だと考えています。

 

今回関連する本は、こちらの2冊です。

 

 

仮説思考でくり返し読む、ぜひ意識してみてください! 

 

本を速く読むための目の使い方は、こちらで解説しています。

www.kousokutairyoinfo.com

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪