高速大量回転法実践家のデビっちんです。
ざっくり飛ばし読みしつつ、何度も回転する中で理解と記憶を進めていくKTK(高速大量回転)法の習得で、大量にくり返すとあるが何回回転すればいいか?という問いがよくあります。
結論的には、理解・記憶は確率的に出現するので、制御できない回転数ではなく、効果を実感しやすい回転速度に焦点をあててくり返していくのがオススメ、ということを今回お伝えしします。
KTK法の習得過程でよくある質問
「100回回転しても覚えられません」
という質問をKTK法の生みの親である宇都出先生のブログでときたま見かけます。
宇都出先生のブログはこちらです。
https://ameblo.jp/kosoku-tairyokaiten-ho/
まず、100回回転させて覚えられないのは普通ですし、覚えが悪いわけではありません。
普通というか正確に述べるならば、100回で覚えられるときもあるし、覚えられないこともあるということです。
それこそ、1回で覚えられることもあるわけで。
KTK(高速大量回転)法の理論では、じっくり読んだり考えたりすれば理解できる、という従来の学習プロセスを手放し、理解・記憶はあるとき確率的に出現すると考えています。
詳しくはこちらの本に記載のある、確率思考の項目を読んでみてください。
回数ではなく回転速度に焦点を当てる
いつ理解・記憶が進むのかは確率的なので、回数ではなくそのスピードに注目していきましょう。
100回回転させたことある人は、1回目と100回目でその認識速度は速くなっていますか?
速くなっていると感じられなかったら、ただ惰性で回転させているだけの可能性が高いです。なぜなら、高速大量回転法の2大原則の1つに、「1回目よりも2回目のほうが速く読める」という法則があるからです。
同じ単語や文章の認識スピードが速くなればなるほど、同じ時間でのくり返し回数が増えます。回数が増えるということは、それだけ理解・記憶が進む確率が高まります。
ですから、大量のくり返しの中では、回転数ではなく回転回転速度を意識すべきです。
ここでの注意点として、回転速度はある程度で高止まりします。
意識して速く読むと、段々速くなっていきますが、ある程度までです。
瞬時にその内容を把握できるようになったら、それ以上速くしようとするとオーバーチューニングになる可能性が高いです。
つまり、投下時間の割に、得られる効果が少ないということです。
これはもったいないので、避けましょう。
速く読むことが目的になって、そもそもの目的から外れてしまいます。
回転速度を自由に調整する
回転速度がある程度速くなって、回転数が増えてきたら、読むスピードを倍にしてみたり、あるいは、半分にしてみたりと、調整してみてください。
いつもとは、ちがった感覚があるはずです。
回転数による確率の高まり以外に、その変化するスピードの中での感覚の違いも理解・記憶の出現確率を高めることになります。
いつも車や電車で通り過ぎている町並みも、徒歩で歩いてみると新たな発見がありますよね。
それに、いつも高速で回転させていると疲れますから(笑)
読むスピードは、自分でコントロールしていいのです。
それでは今回はこのへんで。
デビっちんでした♪