突然ですが、真新しいスニーカーを履きだした初日をイメージしてみてください。
そのとき、、、
うそーん!?う○こ踏んじゃったよ。
こんな場面に出くわしたら、気分はサゲサゲ。時と場合によっては怒りが爆発するかもしれません。
実はその感情、自分自身が作り上げているのだとしたら、どう思いますか?
KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。
冒頭に似た場面、今回ご紹介する本の中で登場する作家の秋元康氏は、その場面で驚くことに、
感動で打ち震えてしまった
そうです。
場所はロサンゼルス、タクシーから降りた一歩目、、、
その奇跡的な確率に秋元氏は感動してしまったんです。
今回、ネガティブなイベントも見方を変えればプラスになる本について、概要と感想をお伝えします。
興味があれば、ぜひチェックして見てください。
【ものの見方検定】って、こんな本です。
『3秒でハッピーになる名言セラピー』で有名な、ひすいこたろう氏の本です。
人生を楽しくする考え方、ものの見方を13題のクイズ形式にして伝えてくれています。
どれくらいものの見方が変わるかというと、冒頭でお伝えしたとおり。
180度くらい変わります。
大きな文字、行間も広いこともあって、本を読むのが苦手な人でもサラッと読めます。
また、時間がない人にもおすすめです。
題末には、そのエッセンスを要約してくれているので、この部分を読むだけでも考え方がガラリと変わること間違いないかなーと^^
ものの見方を定着するためのレッスンも記載されているので、時間がある人やじっくりやりたい人にとっても嬉しい内容です。
正直、似たような内容が盛り込まれている本もたくさんありますが、手を変え品を変え、モノの見方だけに特化している本は初めてでした。
タイトルに「ものの見方検定」とついていますが、実際に何級とか何段とか判定できるようなものは残念ながらありません。
ちなみに、冒頭で紹介した秋元康氏のう○こ踏んで感動する目線で、ものの見方検定1級だそうです。
それを基準に個人的に数値化するなら、ものの見方検定3級~5段くらいの体感でした。
それでは概要はこれくらいにして、感銘を受けて行動が変化した内容を中心に内容を紹介していきます。
【ものの見方検定】感銘を受けた表現
「悲劇」は、まわりを笑わせる「ネタ」
神様がプレゼントしてくれるのは、幸せに変わる「不幸」です。
放送作家すずきおさむさんの例が紹介されていました。
その内容はと言うと、実家のスポーツ用品店が1億の借金を抱えてしまった内容でのエピソードです。借金返済の電話が1日200件だなんて、ああ恐ろしい。
会社の上司から、その内容を面白く話してみろよと言われ、半ばヤケクソ気味に話したところ周囲には大ウケ。
そんな当人としては最悪な状況も、当事者じゃなかったら面白おかしい内容ということがわかります。
人の不幸は蜜の味、っていう諺もありますもんね。
これを読んでからは、ちょっとヤダなというイベントに遭遇したら、それをなるべく明るく、楽しく話すようにしています。
そうすると、イヤなイベントと自分の感情を切り離すことができるようになり、精神的に楽になることが多いです。
さらには、問題の解決が早まるようにもなりました。
不幸は幸せに変わる種です!
ツライ過去の見方
未来の実績が過去に対する評価を変える
過去のイベントそのものは変えられませんが、未来を良くすることで、その評価を変えることができます。
例えば、自分で作った料理が不味くてコンビニの弁当を買った。
料理の失敗だけ見ればネガティブなイベントです。
しかし、その弁当が超絶美味しかったとしたら過去が変わります。
コンビニの進化を感じることができたのは、料理を失敗したおかげ。
こうした考えは、この本を読む前からやっていたんですが、本を読んだことで正しい考え方だったんだなと感じました。
まずい料理たべたら、すぐに美味しい料理で上書きする!
そのためには美味しい料理をストックしておくことが大切ですね。
ストックがない場合は、当たりが出るまで行動あるのみです!
過ぎたイベントは面白楽しく話し、未来から逆算して評価を上書きしましょう!
今あるものに注目する
「金がない」の見方の題目で解説されていたものの見方です。
お金がない、もっと稼ぎたいという人は多いかもしれません。
しかし、世界規模で見てみると年収300万円でさえ年収は世界の2%に入っていると記載されていました。
ないものに意識を注ぎ、足りない世界を拡大するか、あるものに意識を注ぎ満ち足りた世界を拡大していくか、それはあなたの見方次第です。
ない、ない、ない
と思っていたら、いつまでたっても追い求める忙しい世界に居続けることになります。
今あるもの、既に持っているものに焦点をあてると楽になれるんですねー。
それはお金だけじゃなく、時間でも何でも同じです。
昔、僕もスキルが欲しい欲しいという状態だった時、今あるスキルでできることを考えたところブレークスルーが生じました。
KTK法もEXCELマクロも同じでした。
言葉でも同じですね。
お金が欲しいって言っているとすぐ願いが叶いますから。
ないものに意識を注ぎ、足りない世界を拡大する
お金が欲しい
↓
お金が欲しいっていう状態が叶っていますよね。
今あるもの、お金で交換できるものに目を向けるようにすると幸せになれます。
あるものに意識を注ぎ満ち足りた世界を拡大していく
幸せはなるものではなく、気づくものなんですねー。
おわりに
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは心なりけり」
有名な高杉晋作の言葉です。
昔の人は知っていたんですね。
世界の見え方は自分自身が決めているのだと。
ものごとには良いも悪いもなく、常にフラット。
ものの見方によって、プラスにもマイナスにも変化するのです。
ツマラナイ世界に困っている現実があったとしたら、自分の心次第で、世界の見え方が変わり面白くも見えてきます。
その見え方を変えてくれる強力な道具を本書では披露してくれています。
正直、同じような内容はビジネス書なんかにも記載されています。
しかし、本書ほど手を変え、品を変え、世界の見方を変えてくれるのは稀です。そして、感情面にまで踏み込んで解説くれている本とは未だ出会っていません。
今回の記事では紹介できませんでしたが、他にも、
- 矢沢永吉氏が背負った30億の借金の見方
- 怒りたいときの見方
- コンプレックスの見方
等々のものの見方が解説されていました。
今、現実が暗く見えてしまっている人がいたら、ぜひ読んでいただきたい本です。
自分の心の在り方が変わるだけで、生き方が楽になるのですから。
ものの見方が変われば、感情が変わります!
感情が変われば、行動が変わります!
ひすいこたろうさんの本はどれも読みやすく、考えさせられ、元気がもらえます^^
本書以外だとこちらの本がおすすめです。
明日死ぬかもよ
生と死は隣り合わせで、死を実感するからこそ今当たりまえにある生を大切にし、より有意義にしようと思えます。
それでは今回はこのへんで。
デビっちんでした♪