裏の高速大量回転法

KTK(高速大量回転)法のやり方、習得へのヒント、読んだ本を中心に発信していきます

医学的に内臓脂肪を落とす方法【感想・レビュー】~脂肪分が多くても痩せる~

eyec_医学的に内蔵脂肪を減らす方法

『医学的に内臓脂肪を落とす方法』という本の感想・レビューです。

 

痩せるためには、

「カロリー制限すればOK」

「油はダメ!脂肪分が多いものは太る」

「バランスの良い食事が必要」

  

 と信じている人は一読の価値ありです。

 

本書で解説される内臓脂肪を落とす食事の優先順位を表した「タンパク脂質食」を実践して、特に運動をすることもなく1ヶ月で4kg減りました。

 

そこそこ食べつつ体重が減り、お腹周りもスリムになっていく過程は実践して楽しいものでした。

  

 

KTK(高速大量回転)法の実践家デビっちんです。

年間200冊以上の本を読んでいます。

今まで読んだ本はこちら

https://bookmeter.com/users/435306

   

医師で著者の体験、治験、医学的背景を基に書かれた本で、「バランス」や「カロリー」といった言葉に頭を支配されている人は、パラダイム・シフトが生じることでしょう。

 

興味があればチェックしてみてください! 

 

 

【医学的に内臓脂肪を落とす方法】ってこんな本です。

医者の不養生で「2度肥満」と診断され、カロリー制限でも痩せられなかった著者が、1年間で14kgの減量に成功した経験と、患者さんの、医学的根拠に基づいた「内臓脂肪を落とす」方法を解説してくれています。

 

内臓脂肪が増える一番の理由は、「食事」

 

野菜中心の食生活、バランスの良い食事、太らないためのこれまでに紹介されてきた当たり前の方法が、あまり肥満防止に効果がないという真実を突きつけられます。

 

医者である著者が自身の体験と複数の患者さんに提案し、実際に結果でている食事方法は、内臓脂肪を減らすための優先順位を表現した「高タンパク脂質食」です。

 

糖質をある程度控え、タンパク質を増やし、良質の脂質を摂り、ビタミンやミネラルをサプリで補給する。

 

内臓脂肪を落としつつ、同時に糖尿病や高血圧の改善が見られることから、体全体が健康になる内容が解説されていました。

 

【医学的に内臓脂肪を落とす方法】感銘を受けて行動や考えが変わった3つの表現 

内蔵脂肪を増やす主犯は、脂質ではなく糖質

内臓脂肪が「増える要素」の最大の原因は、実は「糖質摂取」です。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

え?糖質?

 

「脂肪」ってつくから「油」じゃないの?と思われますが、脂肪を増やす主犯人は「糖質」という衝撃の事実。

 

 糖質が摂取されると、肥満ホルモンと呼ばれるインスリンが大量に分泌され、この作用によって、摂取したものが太る方向に向かうとの解説がされていました。

 

糖質を含まない「純粋な脂質」のみを摂取した場合には、インスリンは「ほぼ増えない」とのこと。

 

つまり、油だけ食べても、脂肪は増えない、と。

 

糖と脂質の同時摂取で、内臓脂肪が増えるのです。

 

例えば、ラーメンは太るけどステーキ単体だと太らないイメージです。

 

逆に考えると、少量の食事でも糖分を過剰に摂取していれば脂肪は増えてしまうってことですね。 

 

内臓脂肪が燃えない人は全員「栄養失調」 

もともと内蔵脂肪を増やす食生活をしていた方は、ほぼ「内臓脂肪が燃えない体質」になっているからです。つまり、内臓脂肪を燃焼させようとしても、その燃焼機関が壊れているため燃えません。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

栄養過多だから脂肪がついたんじゃなくて…。「栄養失調」だったから!?

 

現代日本では、多くの人がこの「脂肪の燃焼機関」に不具合が おきているとのこと。 

  • タンパク質不足
  • 鉄不足
  • ビタミン不足
  • ミネラル不足
  • カルニチン不足

 

どの成分をどれくらい、どうやって補っていくのかは本書でに記載されています。 

 

 

内容にあったしたサプリ速攻で買いました。 

 

カロリーに縛られているうちは痩せない

カロリーを基軸にしたダイエット法でよくいわれる、「摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ、痩せる!」という理論は、一見、当たり前に思えるかもしれません。消費量が、入ってくる量を上回れば、痩せる。実にそれっぽい話です。

 

しかし、これが「カロリー」という話がベースにあると、一気に大間違いになります。

 

出典:『医学的に内臓脂肪を落とす方法』  著:水野 雅登 

 

カロリー=食べ物に火をつけて燃やしている

代謝を反映していない

 

同カロリーでも食品の質によって、内臓脂肪のつき方が大きく変わるとの記載がありました。

 

うすうす体重が増えるのはカロリーだけじゃないよね、と思っていましたが、キチンと説明してもらえて納得できました。

 

カロリーってどれだけ燃える燃料で、数字そのものが体内にそのまま蓄積するわけではないのです。

 

おわりに | 本書の内容を実践して1ヶ月で4kg減

はい。この本を読んで実践するまで肥満の一歩手前でした。

 

食事量を減らしても体重は増えるしお腹周りもどんどん成長するのは、単純に「栄養失調」だったからだったんですね。

 

幼少の頃から、痩せ型で今までいくら食べても太らなかったのにー。 

 

今回ご紹介した『医学的に内臓脂肪を落とす方法』は、内臓脂肪を減らすための優先順位を表現した、糖質をある程度控え、タンパク質を増やし、良質の脂質を摂り、ビタミンやミネラルをサプリで補給する「高タンパク脂質食」が提言された本でした。

 

「糖質制限」だと我慢を強いられるような印象があって好きになれませんでしたが、は食事の優先順位を表した「高タンパク脂質食」だと精神的に楽に感じ、実践を続けることができました。

 

特に運動を多く取り入れたわけでもなく、食事量もそんなに減らしていません。

それでいて1ヶ月で4kg減ってお腹周りもスッキリしてきたのは嬉しく楽しい体験でしたし、これからも続けていこうと思います^^

 

体重やお腹周りの脂肪が気になっている人は、是非本書を読んで実践してみてください!

 

 

それでは今回はこのへんで。

デビっちんでした♪